「ローグはガジルと違って髪の毛やらけーんだな」
「触るな、ナツ・ドラグニル」
「ちょっとぐらいいいだろー」
「そうだぜローグ!ナツさんに触ってもらえるなんてこれ以上の悦びなんてねぇぞ」
「スティング、貴様は黙れ」
「ナツさんー、こんな奴の髪の毛触んなくてもオレの髪沢山さわればいいのにー」
「おまっ!お前のはいつも触ってんだろ!」
「やだー全然足りねぇしー」
「仕方ねぇなぁ…」
「っ」
「…」
「はいはい、終わり終わり!」
「ナツさんー」
「いちいち抱きつくなっ!」
「スティング」
「んだよ」
「いつもそんなことしてるのか」
「え、うん、まあ」
「ナツ・ドラグニル」
「ん?どした?あっ、だからスティング離れろって!」
「オレも抱きつけば分かるのか」
「えっ」
「えっ」
「ナツさんに抱きついて良いのはオレだけだ!」
「そういう問題じゃねーだろ!あ、あのなローグ、分かるって何をだ?」
「その…先程、髪に触れた時のような気持ちをだな」
「分かるわけねぇし、ナツさんはオレのだ!」
「スティングちょっと黙ってろって…抱きついたところで、分かる…のか?」
「現にコイツは今、お前に抱きついている」
「まーそうだけど」
「ならオレも抱きつく」
「どうしてそうなる!」
「ナツさん、もっと強くいっていいんだぜ?」
「お前がいう台詞じゃねぇだろ!あーもーどうにでもなってくれ…」



このあと、二人に抱きつかれている状況を発見したハッピーに突っ込まれるのは至極当然