スティナツへの3つの恋のお題:愛してるって、言って。/この手を離さない/こんなに近くに居た http://shindanmaker.com/125562



「んー」
「どしたのナツさん」
「んー、そのなぁ、あのな」
「うん」
「そのぉ、スティングさ」
「はい」
「あのな、俺に愛してるーって言って?」
「どうしたの急に。熱でもあんの?」
「ねぇよ!バカ!」
「じゃあなんで?」
「や、特に、その、意味はねぇんだけど…」
「意味は無いの?」
「うーん、意味無くない」
「どっち」
「あのな、ルーシィが」
「精霊魔導師の?」
「うん、ルーシィがなあんたホントにスティングの事好きなのーって言って来てさ」
「ナツさん、オレの事好きだよね?」
「もちろん」
「じゃあなんで?」
「愛してるって言えるの、って言われてさ」
「あー、それでナツさんは勢い良く言える!って言っちまったんだ」
「そーなんだ。でもさ、実際お前目の前にすると恥ずかしくて」
「言えなくなっちゃったの」
「なっちゃったの」
「で、オレから言わせようと」
「そー」
「そんな事で言いの?もっと凄いこと言ってもいいいよ?」
「っ!良いんだよ!愛してる、だけで!」
「へいへーい。ナツさん」
「っ…」
「ナツさん、愛してる。ナツさんの事世界で誰よりも愛してるよ」
「っっっっ!恥ずかしいやつ!」
「ナツさんは?」
「っ…お、俺も」
「俺も?」
「あっ、あっ、…あいし、て、るっ…!」
「っ」
「うわぁあ!何すんだよスティング!急に抱きしめんなよ!」
「やっべぇ…これ、クるわ」
「はぁ??」
「ナツさん、シよ?もうね、むっちゃ愛してあげるね?」
「なんでそうなんだよ!わあああ、ルーシィのアホ!!」



とばっちりを食らうルーちゃん